
車に水抜き剤は必要ない?使う意味やメリット・デメリット
今から10年ほど前までは、ガソリンスタンドでよく『水抜き剤』を勧められました。しかし、現在は、セルフスタンドが普及してスタッフと言葉を交わす機会が減りましたし、フルサービスのスタンドでも水抜き剤を勧められる機会は無くなったように感じます。
もしかしたら、10代や20代の人はその存在すら知らないかもしれませんね。
勧められなくなったという地点で水抜き剤はさほど必要のないもののようにも感じますが、改めて、水抜き剤の効果や意味について確認してみましょう。
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ガソリンタンクに水が入り込む理由
なぜ、ガソリンタンクに水が溜まるのか?
ガソリンに水が混じっているわけもありませんし、タンクを洗浄するわけでもないので水の入り込む要素がないように感じるかもしれません。
ですが、ガソリンタンクの中にはガソリンだけでなく『空気』も入っていますね。特にガソリンが空に近い状態ほど大量の空気が入り込んでいます。
そして、空気には『湿度』があり、水分が含まれています。空気中に漂っている水分が夜中など冷え込んだ時に結露を起こし、液状になりタンク内に溜まってしまうのです。こればかりは防ぎようがありません。
溜まる水はごく少量で問題はない
とはいっても、結露によって発生する水はさほど大量ではなく、エンジンの性能に大きな影響を与えるような事もありません。
その証拠に、ディーラーで水抜き剤を勧められる事はありませんし、車検の際に水抜き剤を勧められる事もまずないはずです。勧められるのは、やはりガソリンスタンドぐらいのものでしょう。
私は、これまで3台の車を乗り継いできて最高15万キロ走行しましたが水抜き剤は一度も使っていません。そして、水が原因でエンジンが不調になるような事も経験しませんでした。基本的にタンク内に間違って水を入れてしまうような事がない限りは水が原因で不調をきたすような事はありません。(水が大量に入るとエンジンが止まります)
仮に、若干の水がエンジンまで入り込んでもガソリンと一緒に燃焼するので問題ありません。
水抜き剤の役割
水抜き剤の本当の役割は、ガソリンタンクを錆びつかせないためのものです。
水に長時間触れていると金属はサビて劣化していく可能性があるので、金属製のタンクに長期間水が溜まるのは危険。
しかし、この問題も最近の車ではあまり関係のない事です。最近の車のガソリンタンクは樹脂製が採用されている事が多く、金属製だとしても内部コーティングがされているので錆びる心配がありません。
現在の車は基本的に水がガソリンタンクに溜まってもさほど気にする事ではないという事です。
水抜き剤の仕組み
水抜き剤の主成分は『アルコール』です。
水とガソリン(油)は性質上、分離してしまうので混ざり合いません。ですが、アルコールは水にも油にも溶け混ざり合います。その性質を利用してガソリンと水を混ぜ合わせてエンジンに水分を運び出し、燃焼させるのです。
水抜き剤を利用するかどうかは考え方次第ですが、カーショップなどで数百円ほどで売られていますので、もし、水が気になる場合は利用してみましょう。
※大量に入れると、金属、ゴム、樹脂が腐食する可能性があるので水抜き剤に記載されている利用方法を確認しましょう。
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