
【計算式】中古車の見積もりにある諸経費『未経過分相当』とは?
中古車の見積もりには『未経過分相当』という項目が存在する事があり、一定のお金を支払わなくてはなりません。
代表的なものとして、
- 自賠責保険未経過分相当
- 自動車税未経過分相当
これら二つの『未経過分相当』がありますが、それぞれどのような形で金額が決まっているのか確認してみましょう。
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自賠責保険未経過分とは?
自賠責保険未経過分相当が諸経費欄にあるということは、支払い済みの自賠責保険を残っている期間に応じて請求されている状態です。
自賠責保険は、車検の際に支払う仕組みとなっています。車検を受けるのは基本的に2年に1回で、普通車の場合は25,830円、軽自動車の場合は25,070円を支払う事になります。
そして、自賠責保険未経過分相当とは、車検が残っている期間に応じてこれらの金額を月割などで当てはめた金額となるのです。※日割りで計算するお店もある
例えば、普通車で1年分車検が残っている場合は、
25,830(自賠責保険2年分)÷24(2年の月数)×12(残った車検の期間12ヶ月)=12,915円
自賠責保険未経過分相当は『12,915円』という事になります。日割りの場合はもっと細かな計算になりますが、それでも大きく数字が変わる事はありません。この式に当てはめてみて、もし、明らか高額な請求をされている場合は、どういった内訳になっているのか確認しましょう。
理解をしていない人が多いのをいいことに高額請求をしている業者がないとも言い切れません。
あくまでも残っている車検期間に応じて支払う必要がありますので、中古車業者に半年間展示していた場合などは、その期間の自賠責保険料は支払う必要がありません。
旧所有者が所有していた期間は旧所有者が、中古車業者が所有していた期間は中古車業者が、新所有者が所有する期間は新所有者が、それぞれ支払い分を受け持つ事になります。
自動車税未経過分相当
自動車保険も考え方は同じで支払い済みの自動車税に対して未経過分を計算し支払うのが『自動車税未経過分相当』となります。
自動車税は、4月1日時点の所有者に対して3月までの1年分が請求されます。自賠責保険とは異なり、車検のタイミングは全く関係ありません。
そのため、3月までの残り期間がどの程度かによって支払額が決まります。
排気量 | 自家用 |
総排気量1リットル以下 | 29,500円 |
総排気量1リットル超 1.5リットル以下 |
34,500円 |
総排気量1.5リットル超 2リットル以下 |
39,500円 |
総排気量2リットル超 2.5リットル以下 |
45,000円 |
総排気量2.5リットル超 3リットル以下 |
51,000円 |
総排気量3リットル超 3.5リットル以下 |
58,000円 |
総排気量3.5リットル超 4リットル以下 |
66,500円 |
総排気量4リットル超 4.5リットル以下 |
76,500円 |
総排気量4.5リットル超 6リットル以下 |
88,000円 |
総排気量6リットル超 | 111,000円 |
軽自動車は、平成27年4月以降が10,800円、それ以前に登録(新車で購入された時期)された車は7,200円となっています。
また、月割りで計算するか日割りで計算するかは業者によって異なっています。
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