
自分でタイヤ交換する時に足で踏みつけて強く締め過ぎると危険!
慣れていない人が自分でタイヤ交換をする場合、「これでいいのか?」「これでちゃんと締まっているのか??」という事が不安になるかと思います。
確かに、万が一、走行中にタイヤが取れるような事が起こると大きな事故にも繋がってしまいますので不安に思うのも仕方ありませんね。
ただ、その不安な気持ち故に、逆にやり過ぎてしまう…、そんな事例が多発しているという事を覚えておきましょう。
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タイヤ交換時のナットの締め付けは適度な強さで
私が免許を取り立てで、車も購入したてだった頃の話ですが。
長野県という雪も多い地域のため、毎年冬にはスタッドレスに履き替える必要があるのですが、タイヤ交換に慣れていない私を手伝うため、父が一緒にタイヤ交換をしてくれました。
- ジャッキアップでタイヤを浮かせ
- 浮いたタイヤのナットにレンチをはめ込み
- ナットが緩む方向にレンチを蹴って回す
ここまでは、ごくごく普通の作業。ただ、経験のなかった私は「足で蹴るんだぁ、なるほど!」とすごく感心したのを覚えています。※本来は蹴らなくても回せる
そして、
- ナットを全て外したら履き替えるタイヤを設置
- ナットを仮止めで全て止めて
- 全ての仮止めが終わったら、時計回りなどではなく、対角線上にあるナットを順々に締め付けていく
- 締め付けたナットを再びしっかり締める
- ジャッキを緩めてタイヤを地面に接地させる
【締め付ける順番】
ここまでもごくごく普通の作業でしょう。しかし、父のタイヤ交換はここからが違いました。タイヤを接地させたら、再びレンチをはめ込み、体重をかけ足で蹴って締め付けたのです。
しかし、知識のなかった私は、前の工程でも足を使っていたし「そういうものだろう」と納得。タイヤ交換の作業はそのまま終了しました。しかし、その後、別の理由で足回りに不具合が生じ、車を購入したディーラーで確認してもらう事に。ここで問題が発生します。
お店の人が「電動レンチを使ってもナットが外せないのですが…」と言ってきたのです。
「えっ…??」そんな事が起こるのかとびっくりした私ですが、そこで得意気に足でレンチを蹴りナットを外してみせました。しかし、お店の人の反応は「こんなに締め付けるのは危険です!絶対にやめて下さい。ボルトが切れる可能性があります」というものでした。
「えっ?そんな事がある??」というのが率直な感想でしたが、家に帰り、この時の事を父に話すと、
「そういえば、昔ボルトが千切れたことがあるな…」
という、衝撃の一言を言われました。
考えてみたら、父は何事も“しっかりやらないと気が済まない性格”なんですよね…。一度、ボルトが折れるという経験をしながらも、この方法でタイヤ交換を続けていたようです。
適度な締めつけが重要
もちろん、逆に緩すぎても徐々にナットが緩んでタイヤが外れるような事態にも繋がるのでとても危険ですが、締め付けすぎもまた危険な事という事です。
※ちなみに、緩い場合は、走行時の異音が発生したり、タイヤが一回転する毎に『ガタッ』といった段差を踏んだ感覚が発生します。外れるほど緩む前に気付ける事がほとんどですが、それを放置して運転を続けると外れる可能性があります。
適度な締めつけ
こちらが、JAFが紹介する正式なタイヤ交換の方法です。
先ほどの父の方法とやや手順が異なるのでタイヤ交換に不安を抱えている場合は確認しましょう。ちなみに最終の締め付けは、ジャッキを外した状態で手でレンチを持ち体重を軽く加える程度で十分です。動画では女性が仕上げの締め付けをしていますが、そこまで力を加えていません。
🚗嫁が車を10回買い換えているという事実🚗
少し話が逸れますが、私の嫁さん(28歳)はこれまでに10回車を買い換えるという少し異常な経歴を持っております。6年だけで考えると9回と、超が付くハイペース…。
しかし、車好きで買い換えてきたという事ではなく、その内容はかなり波乱万丈。事故に、小さすぎに、溝に落としたり…etc
そんな、嫁さんの車買い替え遍歴についてまとめましたので、ご興味のある方は是非確認してみて下さい。
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