
スタッドレスを前タイヤのみ後タイヤのみ、どちら?実はかなり危険!
パンクや溝の減り具合の関係からか、4輪ともスタッドレスタイヤにせず前輪もしくは後輪のみスタッドレスタイヤにしている車を見かける事があります。
こういった2本(あるいは3本や1本)のみしかない状況ではどの位置にスタッドレスタイヤを装着するかということで迷うかもしれません。
しかし、スタッドレスタイヤは4本揃って一つのセットとなっており、本来と異なった使い方をするのは、かなり危険な事なんです…。
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FFなら前輪という認識が強いけど危険!
現在、最も販売台数の多い車は、FFと呼ばれるフロントタイヤのみ動くタイプとなっており(四駆以外の車を買った場合は基本的にフロントのみ動く)、動力を伝える前タイヤのみにスタッドレスタイヤを付ける車を見かける機会がありますが、これって実は危険な使用方法!
というのも、前輪と後輪でブレーキ性能が異なる状態で走る事になりますので、前タイヤはブレーキが効いているのに、後ろタイヤはスリップしてしまうという事態が起こりえます。
「後ろタイヤのみがスリップしても前タイヤのブレーキが効いているなら問題ないのでは?」と思われるかもしれませんが、前タイヤのブレーキでは制御しきれず、後輪が左右に振られる事になります。もし、左右に振られる力が強くなると、そのまま対向車側にはみ出してしまうという可能性も…。
また、カーブを曲がる際に、後ろタイヤのみ曲がりきれずスピンしてしまう可能性もあります。
スリップする原理
4輪スタッドレスタイヤの場合
前輪と後輪のバランスが適切な状態となるためスリップを起こす可能性が低く、安全にカーブを曲がれます。
フロントのみスタッドレスタイヤの場合
スタッドレスタイヤは細かな溝と柔らかいゴムで地面に貼りつくようにして走行しますが、ノーマルタイヤにはその性能がありません。そのため、発生する力が異なり、後輪のみ遠心力に引っ張られスピンを起こす事になります。
実際の検証動画
停止するまでの距離も異なりますし、スピンの危険性も詳細に説明されていますね。国土交通省がこういった動画を作っているという事は、実際に事故が起きる事例もあるということでしょう。
パンクなどでスタッドレスタイヤが不足するような事態もあるかもしれませんが、即座に買い替える必要がありますし、もし、シーズン前にそういった事態になっている場合は、シーズンに突入する前に買い替えるようにしましょう。
ちなみに、後ろタイヤのみスタッドレスタイヤにした場合も同じです。遠心力によって制御が出来なくなりますし、ブレーキ性能も大きく落ちます。
🚗嫁が車を10回買い換えているという事実🚗
少し話が逸れますが、私の嫁さん(28歳)はこれまでに10回車を買い換えるという少し異常な経歴を持っております。6年だけで考えると9回と、超が付くハイペース…。
しかし、車好きで買い換えてきたという事ではなく、その内容はかなり波乱万丈。事故に、小さすぎに、溝に落としたり…etc
そんな、嫁さんの車買い替え遍歴についてまとめましたので、ご興味のある方は是非確認してみて下さい。
⇒【嫁の車買い替え遍歴その1】習い事の楽器『〇〇』が載せられずに買い替え?!
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