
車の個人売買の代金は分割・後払いNG!一括で受け取らないと高リスク
個人売買では、代金に関するトラブルが続発しています。例えば、分割払いや後払いを希望した取引相手に車を先に渡したものの、
「故障ヶ所があったから代金は支払えない」
「修理した形跡を見つけたから払えない」
などなど…、何かしらの理由を付けられて代金の支払いが滞ったりなど。
現金のやり取りは信用できる相手との取り引きだからといってスムーズに進む保証はありません。
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現金の一括払いを希望する
代金の支払いに関するトラブルは、代金の受け取りを後回しにする事によって発生します。代金を先に受け取ってしまえば、後々「返金してくれ」と言われても納得のいかない内容であれば返金しなければいい話で、代金を受け取れなくなるといった心配がありません。
そのため、代金の受け取りは必ず『一括払い』を希望して、それ以外なら個人売買を断るぐらいの姿勢で交渉しましょう。そもそも、車を個人売買するのにその分の現金を持っていないのであれば個人売買をする資格もありません。
ディーラーなどでローンを組む場合は、それに対する審査がありますし、車の所有者が信託会社になるなどリスク回避をしたうえでローンが組める(後払いできる)ようになっています。
※所有者が信託会社になっている事によって支払いが滞った場合、信託会社が車を売ってローンの残高に充填するという判断ができる
しかし、個人間での取り引きの審査は相手に対する信用度でしかありませんし、所有者も基本的に新しい所有者に移す事になるのでリスク回避もできません。こういった環境で代金の後払いを認めてしまうのは、かなりの高リスクという事が言えるのです。
信用できる人でも後払いを認めない
「お金がすぐに用意できないから後払いを認めてほしい」という事を言われた時に、相手が信用できる人なら認めてしまいそうですが、たとえ長年の友人関係でも家族間でも基本的に後払いは認めないようにしましょう。
私の知人はたった5万円を貸しただけで音信不通になったという経験を持っていますし、家族間での金銭トラブルがニュースになるのも頻繁に見かけます。信用できると考えている相手でも『お金』がからむとその関係性が崩れてしまうかもしれません。
車の個人売買というそこまで大きくない事で関係性が崩れてしまうのはとても切ない事…、そういったリスクを無くすために、後払いや分割を認めるのは控えましょう。
お金を受け取るのは車を引き渡すタイミング
車を売る事によって得るお金となるので、受け取るタイミングに関しても、車を引き渡したタイミングが理想です。
その際に、車検証や自賠責保険証、車の状態などを改めて確認してもらい、あとあと「傷があった」「車検証がない」といったトラブルにならないようにしましょう。
受け取った現金に関しても、その場で数えるのが原則。相手の目の前でお金を数えるようにしましょう。現金に関しても「あとあと数えたら足りなかった!」というトラブルが付きものなので注意が必要です。
遠方の人と個人売買する場合は
ヤフオクなどを利用して遠方の人と車の個人売買をするケースも少なくないかと思います。このようなケースでは直接引き渡す事ができず車を輸送する事になりますので以下のような方法を使って取り引きをして下さい。
もしくは、車を輸送して、代金を受け取ったあと、書類を別途郵送する
直接取引できない場合は、『一度に全てを渡さない』という工夫をして取り引きする事が重要です。本来は一括が推奨される現金でもいいですし、車と書類を別にするという形でも構いません。いきなり全てを渡すとその後減額請求をされたりといったトラブルに発展しやすくなるので予防線を張るようにしましょう。
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