
軽自動車を廃車にする流れや手続き方法・種類
2017/10/21
普通車と軽自動車はサイズや排気量だけでなく、管理されている場所も異なります。そのため、廃車にする際の手続き方法についても、普通車が陸運支局で、軽自動車が軽自動車検査協会といった形で異なっています。
今回は、軽自動車の廃車方法についてですが、廃車の方法は2種類。
今後使わない解体を伴う廃車 | 解体返納 |
今後使う予定の一時的な廃車 | 一時使用中止 |
これらの2種類です。『廃車=解体』というイメージがあるかもしれませんが、実際には、登録状態を抹消する事を廃車と呼びます。
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解体返納
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車を解体(ナンバープレートは取り外す)
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必要書類を準備
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軽自動車検査協会で手続き
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還付金を受け取る
まずは、手続きより先に解体作業を進めます。解体返納は、解体した事を報告する作業のようなものです。
必要書類は、
- 使用者の印鑑
- 所有者の印鑑
- 自動車車検証
- 使用済自動車引取証明書
- ナンバープレート
- 解体届出書
- 軽自動車税申告書
以上の7点です。1〜5に関しては事前に用意します。使用済自動車引取証明書は、解体に出した時に渡される書類です。6、7に関しては、軽自動車検査協会の窓口で用意されるので、その場で記入しましょう。
還付金に関する手続きも一緒に行う事になり、後日、郵送で還付金に関する書類が届きます。受けられる還付金は重量税の未経過分です。
軽自動車税に関しては普通車の自動車税と異なり還付金制度がありません。
また、自賠責保険の返戻金もあるので、自賠責保険の書類に記載されている保険会社に連絡しましょう。
一時使用中止
一時使用中止は、一時的に登録を抹消して再び乗る事を前提に行います。車検を受ける必要や税金を納める必要がなくなるので、金銭的なメリットのために行う作業です。自動車検査証返納届とも呼ばれます。
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必要書類を用意
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軽自動車税検査協会で手続き
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自動車検査証返納証明書を受け取る
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自賠責保険の返戻金を受け取る
一時使用中止に必要なものは、
- 自動車車検証
- 使用者の印鑑
- ナンバープレート
- 自動車検査証返納証明書交付申請書
- 自動車検査証返納届出書
4、5に関しては、軽自動車検査協会の窓口で受け取る事ができますので、その場で記入しましょう。
手続きが済むと『自動車検査証返納証明書』を渡されますが、再び乗る時に必要な書類となるので大切に保管して下さい。
軽自動車税と重量税の還付金は受け取れませんが、自賠責保険の返戻金があります。自賠責保険の書類に記載されている保険会社に連絡しましょう。
解体届出
一時使用中止していた軽自動車に再び乗る予定がなくなる事もあるかと思います。その場合は、解体届出を出して、解体返納と同じ状態にする必要があります。
↓
必要書類を揃える
↓
軽自動車検査協会で手続き
↓
還付金を受け取る
解体届出に必要なものは、
- 所有者の印鑑
- 使用済自動車引取証明書
- 解体届出書
2は軽自動車を引き渡した際に発行される書類です。3に関しては、軽自動車検査協会の窓口で受け取れます。
還付金に関する手続きも並行して行います。還付される税金は、重量税の未経過分です。
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