
車の査定士はどんな部分を確認する?屋根の上まで見るの?
車の査定を経験した事のない人は、「どういった部分まで細かく見るのか?」という事が気になるかと思います。
例えば、「僅かに屋根がヘコんでいるけど、これは査定に響くのかな??」など。
車を手放す側としては、1円でも高く売りたいので、実際に査定を受けるまで不安が付きまとってしまうかもしれませんね。
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凹みなどはバレなくても申告するべき?
車の売却には、瑕疵担保責任というものが存在します。
瑕疵担保責任とは、『売り主は、マイナス要素を一切隠さずに説明する責任がある』というもの。
このルールがあるため、売った後に不備が見つかっても、それが売り主の責任に該当する場合は、その分の値段を査定額から減額できるようになっています。
特に、走行性能やブレーキ、見えない部分の不備に関しては、15分ほどの査定時間では確認しきれません。
のちのち減額されるのも少なくない話なのです。
そのため、「見つからなければラッキー」という考え方はできるだけしない方が無難です。
のちのち見つかって減額されるとしたら容赦なく減額されますし、それよりは、正直に話して、それを込みで価格交渉をした方が高値になる事が多いでしょう。
査定士はどんな部分を確認する?
では、具体的にどういった部分が確認されるのかみていきましょう。
車検証などの書類
査定の時には、車検証が必ず必要です。
車体より先に車検証を確認されて、必要項目が査定士側のチェック表に書き込まれます。
年式や点検歴など、さまざまな部分が確認されます。ただ、その地点でマイナス評価される事はほとんどありません。※修理歴がある場合は別
前面の確認
まずは、フロント部分から確認する査定士が多いかと思います。
- ナンバープレートに衝突の形跡がないか
- ナンバープレートが曲がっていないか
- ボンネットやバンパー部分に傷や凹みがないか
- フロントガラスにヒビや傷がないか
- ヘッドライトが曇っていないか
これらに該当する場合は、減額査定になります。
後面の確認
リアで確認するのは、
- ナンバープレートに衝突跡がないか
- ナンバープレートの傾き
- ドアやバンパーの傷、凹み
- マフラーの傷
横面の確認
続いてサイド部分ですが、
- ドアの凹み
- ドアとフレームの隙間
- フレームの凹み
- ホイールの傷
- タイヤの減り具合
- 車体下の傷や錆
- ドアのシーラー交換歴(交換歴があると事故歴が疑われる)
- タイヤハウスのスポット溶接の有無やズレ
足回りの事故は走行面に影響を与える可能性が高いので入念に確認されるでしょう。事故歴の減額にも大小があり、足回りは大きく減額される可能性が高くなります。
天井部分の確認
続いてルーフ(屋根)の確認もします。
- 塗装が剥げていないか(ボンネットと天井部分が紫外線の影響で劣化しやすい)
- 凹み傷(雪の落下など)
普段目にする事のないヶ所なので気が付かない傷などが発覚する確率が最も高いとされています。
エンジンルームの確認
- エンジン音の確認
- 液類の漏れの有無
- ヘッドライトの取り付け部分が交換されていないか(事故歴の確認)
- ボンネットのシーラーが新しくなっていないか(事故歴の確認)
- ベルト類の確認(特にファンベルトがチェーンでない場合は、マイナス査定に繋がる可能性が高い)
- 汚れ具合(シビアコンディションで使っていたかなどを確認)
エンジンは最も大切な部分なので入念に確認されます。入念に確認しない業者は避けた方がいいかもしれません。のちのち瑕疵担保責任を問われる可能性もあります。
内部(内装)の確認
- シートの汚れ具合
- 車内の臭い
- 傷の確認
- アクセルやブレーキの確認
- カーナビやエアコン、ルームランプの確認
- ドアロックの確認
- ミラー収納動作確認
- トランクルームの確認(スペアタイヤ収納部分の下のサビなど)
内装の状態もグレード分けされ、それに応じて査定額に影響を与えます。確認しやすいようにシートカバーなどを外しておくようにしましょう。
🚗嫁が車を10回買い換えているという事実🚗
少し話が逸れますが、私の嫁さん(28歳)はこれまでに10回車を買い換えるという少し異常な経歴を持っております。6年だけで考えると9回と、超が付くハイペース…。
しかし、車好きで買い換えてきたという事ではなく、その内容はかなり波乱万丈。事故に、小さすぎに、溝に落としたり…etc
そんな、嫁さんの車買い替え遍歴についてまとめましたので、ご興味のある方は是非確認してみて下さい。
⇒【嫁の車買い替え遍歴その1】習い事の楽器『〇〇』が載せられずに買い替え?!
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